カウンター席だけの地下一階の店に客が三人。三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、そして在野の研究家らしき宮田六郎。

触れてはいけない領域がある。 だが、触れなければ真実は見えない――。

戦後生まれの荻葉史郎の中にある東京大空襲の記憶。

「ヒミコは殺された」という謎めいた言葉をのこして古代史研究家が密室で殺害された。

高千穂の夜神楽の真っ只中で男性の首なし死体が発見された。一方宇佐神宮では御霊水の井戸に禍々しいものが……。

女王は殺された!? 邪馬台国とは何だったのか? 現代の不可能殺人が導く、その正体―― 驚天動地のトリックで贈る本格歴史ミステリー! 「邪馬台国を見つけた。

星城大学史学科の森田つぐみは、親交のある歴史研究者の森田圭介が邪馬台国の金印発見プロジェクトのメンバーに選ばれたことから、邪馬台国に興味を持つ。

創作中に姿を消したホラーの鬼才を捜してほしい。その依頼が全ての始まりだった。

若き天才夢学者が、新聞記者の叔父と共に「歴史探偵」となり、日本史最大の謎に挑む！　古代史マニアである吉川英治文学新人賞候補作家本人が、「確信してから死にたい」という所在地論争に、ついに終止符が打たれたのか？　「本の雑誌」が選んだ「2022年度エンターテイン

美人歴史学者の静香、ひとみ、東子の女子三人は、吉野ヶ里遺跡の古代墓で、知人の考古学者の死体を発見。

失踪した恋人―瀬木良介を追って台湾へわたった高嶋聖子。